週プレのグラビアには、いつの時代にも眩しい輝きを放つヴィーナスたちがいた! 創刊50周年記念出版『熱狂』ではアイドル、タレントから女優まで150人超のグラビアを掲載。本コーナーではその中から選りすぐりのヴィーナスたちを、本人の言葉も交えて紹介します。

 第1回目は、80年代半ばから歌手・女優として絶大な人気を博し、いまなお精力的に活動する南野陽子さん。週プレには1984年11月20日号の「新人特集」で初登場。長年にわたり爽やかなグラビアを見せてくれた彼女だが、実は週プレには深い恨みがあるとか!? 果たして、それは……?

 

30年たった今も、すごく恨んでます……

私が雑誌に載ったのは週プレさんが初めてなんです。有名な雑誌でしょ。出られるって聞いたとき、すごくうれしかったのを覚えています。でも発売日にワクワクしながらページをめくったら私の名前が間違っていたんです!「南野陽子」じゃなくて「南田洋子」になっていて。楽しみにしてたから、本当にガッカリしちゃいました。だから30年たった今も、すごく恨んでます……というのは冗談で、あれがあったからスタッフさんとも仲良くなれたし、誌面にもたくさん出させていただきました。今ではいい思い出です。

印象に残っているグラビア? 実はその初めての撮影以外どれも覚えてないんです(笑)。週プレさんによく出させて頂いてた86~88年は、とにかく忙しかった時期。日中は「スケバン」(「スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説」)とか、ドラマの撮影に行って、夜はテレビの歌番組とラジオ。夜中はレコーディングで、それがないときの深夜12時から3時までが雑誌の撮影時間だったんです。時間的に遅いからいつもスタジオだったし、3誌くらいまとめて撮ることも多かったし。

それでも担当編集さんには甘えてしまうことが時々、あったかな。普段から一緒にいてくださることの多い雑誌の編集さんは身近にいる、物知りな家庭教師のお兄ちゃんみたいな存在。学校の先生と違って、家庭教師さんには甘えちゃうじゃないですか。だから撮影でも「そんな媚びたポーズ、イヤ」って言ったり、いろんなことを相談させてもらったり。朝も昼も夜もなく気にかけてもらい、私も信頼を寄せていました。

そんなこともあって、自分が載る週プレさんが出たら、みんなに見て欲しいから、コンビニに寄って、自分のページを開いて棚に置いたこともありますね。ちょっとは売り上げに貢献したと思うんだけど(笑)。

(左から)1986年2月25日号、1988年8月2日号、1992年5月26日号
(左から)1986年2月25日号、1988年8月2日号、1992年5月26日号

南野陽子(Yoko Minamino)
1967年生まれ 兵庫県出身 1985年歌手デビュー。「楽園のDoor」「吐息でネット」などヒット曲多数。『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』をはじめ女優としても活躍。
撮影/崎山健一郎 1988年1月20日号

%e3%80%8e%e7%86%b1%e7%8b%82%e3%80%8f%e8%a1%a8%e2%91%a0
●南野陽子さんのインタビューが掲載されている【週刊プレイボーイ創刊50周年記念出版『熱狂』が発売中! 定価 本体1800円+税(集英社)